●画家名:原田泰治 ●作品名:ばんこだな ●絵のサイズ:W33×H44,5cm ●額装サイズ:W51,5×H67cm ●版画の技法:ジークレー(ピエゾグラフ) ●サイン:刷り込みサインと落款 ●シリアルナンバー:170/880 原田泰治さんがジークレー(ピエゾグラフ)の版画で制作した絵「ばんこだな」は、宮崎県日向市美々津町の風景をモチーフにしたジークレーの版画です。
美々津町は海に面した静かな町で、かつて栄えた商家の建物が名残がいたるところで見られます。
この原田泰治さんの絵の原画は「リキテックス」社のアクリル画材を用いて描かれています。
「ばんこだな」というタイトルの、この絵は1984年に描かれました。
その後、講談社から「ふるさとの四季 第2集」として、この原画を元に制作されたジークレーの版画がリリースされました。
限定880部で、原画と同じサイズで制作されています。
原田泰治さんのジークレーの版画はピエゾグラフと呼ばれていますが、これは(株)セイコーエプソン社の登録商標です。
原画を忠実に再現したジークレーの版画です。
画像では原田泰治さんのサインは鉛筆サインに見えますが、刷り込みの印刷サインです。
しかし限定枚数は鉛筆でかかれ、落款は本物です。
このジークレーの版画のタイトルになっている「ばんこだな」とは、昔はどこの家にもあった細長い板に脚をつけた簡単な腰掛のことです。
そういえば我が家にもありました。
夏の夕暮れに友達と話をしながら、その椅子に腰かけてラムネを飲んだり、飼い猫が日向ぼっこしていたりする記憶があります。
何だか涙が出てきそうなほど懐かしい思い出です。
日が落ちると、まだ暗くもないのに待ちきれずに、この絵の子供たちのように花火をしていました。
近所の友達もみんな集まってきて、ワイワイガヤガヤと騒いで、母親からよく叱られていました。
原田泰治さんのジークレーの版画「ばんこだな」をぜひご自宅のインテリアやプレゼントの絵としてご購入ください。